インド紅茶の代表的産地 Tea Growing Regions in INDIA
DARJEELING ダージリン
■産地:
ヒマラヤ山麓、ネパールとの国境近くに位置するダージリン地方
■摘採時期:
3月~11月
■クオリティーシーズン(旬の時期)
3~4月(ファーストフラッシュ)、5~6月(セカンドフラッシュ)、10~11月(オータムナル)
■特徴:
世界三大銘茶の一つ。 「紅茶の王様」、「紅茶のシャンパン」と呼ばれ、世界でも最高峰の紅茶として珍重されている。 その素晴らしい香りが特徴的で、セカンドフラッシュの極上品には特有のマスカットフレーバーが顕れる。 オーソドックス製法で作られるOPタイプが多い。
ASSAM アッサム
■産地:
インド北東の端、ヒマラヤ山脈の麓に広がる大平原、アッサム地方
■摘採時期:
3月~11月
■クオリティーシーズン(旬の時期)
6~8月(セカンドフラッシュ)
■特徴:
世界最大の紅茶産地。 セカンドフラッシュのゴールデンチップスを多く含んだ最高級品は、モルティーな香りと甘味とコクのある深い味わいが特徴的である。 生産量の約80%はCTC製法で作られている。
NILGIRI ニルギリ
■産地:
南インド西ガーツ山脈のニルギリ高原
■摘採時期:
1年中
■クオリティーシーズン(旬の時期)
8~9月、1~2月(ウィンターティー)
■特徴:
ニルギリは現地語のタミル語で「青い山=ブルーマウンテン」という意味。 地質や気候がスリランカに近く、セイロン紅茶に似た風味をもつ。 味・香りともにクセがないためブレンド用紅茶としても使われている。 約80%がBOPタイプ。
DOORS ドアーズ
■産地:
インド北部、ダージリン地方とアッサム地方の中間
■摘採時期:
3~11月
■クオリティーシーズン(旬の時期)
10~11月(オータムナル)
■特徴:
香りや渋みやは少なく、さっぱりとした味わい。 ほとんどがブレンドティー用かティーバッグ用に使用されている。